『コードギアス 反逆のルルーシュ』シャーリーの記憶が戻る瞬間が泣ける!感動の回とその裏側

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アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズにおいて、ヒロインの一人であるシャーリー・フェネットの記憶が戻るシーンは、多くの視聴者の涙を誘う感動的な場面。

本記事では、シャーリーの記憶が戻る感動の回とその裏側に迫り、彼女の健気さと悲劇的な運命が織りなす物語の深層を紐解いていきます。

この記事を読むとわかること

  • シャーリーの記憶が失われ、そして戻るまでの経緯
  • 記憶が戻るシーンが感動的と言われる理由
  • シャーリーの死が物語に与えた影響
  • シャーリーのキャラクター設定や声優に関する裏話

シャーリー・フェネットとは?ルルーシュとの関係性

ごく普通の学生だったシャーリー

アッシュフォード学園の太陽

シャーリー・フェネットは、主人公ルルーシュ・ランペルージが通うアッシュフォード学園の生徒会に所属する、ごく普通の女子高生です。

水泳部に所属し、その明るく誰にでも分け隔てなく接する性格から、友人たちに囲まれ、学園生活を謳歌していました。

彼女の存在は、生徒会メンバーにとっても、どこか張り詰めた空気を持つルルーシュや、ミステリアスなC.C.がいる中で、日常と平和を象徴する太陽のような存在だったと言えるでしょう。

ルルーシュへの第一印象と恋の芽生え

当初、シャーリーは授業をサボりがちで、貴族相手にギャンブルチェスに興じるルルーシュを「不真面目な人」と捉え、心配しつつも少し呆れていました。

しかし、ある事件をきっかけに、彼女のルルーシュに対する見方は大きく変わります。

それは、ルルーシュがテロリストと間違われた人々を、自身の危険を顧みずに助けようとする姿を偶然目撃したことでした。

普段の飄々とした態度とは全く違う、彼の優しさと正義感に触れたシャーリーは、そのギャップに強く惹かれ、淡い恋心を抱き始めるのです。

ルルーシュへの恋心と苦悩

募る想いと縮まらない距離

ルルーシュへの恋心を自覚してからのシャーリーは、積極的にアプローチを試みますが、なかなか上手くいきません。

ルルーシュが裏で「ゼロ」として黒の騎士団を率い、ブリタニア帝国への反逆活動を行っていることなど知る由もなく、彼の心を掴めないことにやきもきする日々を送っていました。

彼女の純粋な恋心は、ルルーシュの背負う過酷な運命の前では、あまりにも無力であり、その対比が彼女のキャラクターをより一層切ないものにしています。

悲劇の始まり―ナリタ連山の戦い―

シャーリーの平穏な日常は、ある日突然、無慈悲に打ち砕かれます。

ゼロが指揮する黒の騎士団が引き起こした「ナリタ連山の戦い」において、大規模な土砂崩れが発生し、その現場にいた彼女の父親が巻き込まれ、命を落としてしまうのです。

最愛の父を奪ったテロリスト「ゼロ」に対し、シャーリーは激しい憎悪を抱きます。

しかし、そのゼロの正体が、自分が想いを寄せるルルーシュであるという残酷な真実を、彼女はまだ知りませんでした。

この出来事を境に、彼女の恋は、憎しみと愛情という相容れない感情の間で引き裂かれる、壮絶な苦悩へと変貌していくのです。

記憶喪失と、あまりにも悲しい記憶の復活

ルルーシュによるギアス

残酷な真実との対面

父の仇であるゼロの情報を求めるシャーリーは、偶然にもゼロの正体がルルーシュであることを示唆する現場に居合わせてしまいます。

その事実を知ったブリタニア軍人ヴィレッタを、混乱の中で衝動的に撃ってしまったシャーリーは、罪悪感と絶望に打ちのめされます。

愛する人が、父の仇であったという耐え難い事実。

そして、自らも人を傷つけてしまったという罪の意識。

精神的に追い詰められた彼女は、ルルーシュに銃口を向け、涙ながらに真実を問いただします。

苦渋の決断と失われた記憶

シャーリーのあまりの苦しみを見かねたルルーシュは、彼女をこれ以上苦しみから解放するため、非情かつ究極の選択をします。

それは、自身の「絶対遵守」のギアス能力を使い、シャーリーの中から「ルルーシュ・ランペルージ」に関する全ての記憶を消し去ることでした。

「忘れろ…」という一言と共に、シャーリーとルルーシュの間にあった全ての思い出、恋心、そして苦悩は、彼女の脳内から完全に消去されます。

これはルルーシュなりの歪んだ優しさであり、彼女を守るための唯一の手段でしたが、二人の関係性を根底から破壊する、あまりにも悲しい決断でした。

感動の記憶復活シーン

ギアスキャンセラーの衝撃

記憶を失った後も、シャーリーは再びルルーシュに惹かれていきます。

しかし、その平穏は長くは続きません。

『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第13話「過去 から の 刺客」において、皇帝直属の騎士ジェレミア・ゴットバルトが、シャーリーに向けてギアスキャンセラーを放ちます。

この能力は、ギアスによって与えられた効果を全て無効化するものでした。

青い光に包まれた瞬間、シャーリーの脳裏に、封印されていた全ての記憶が濁流のように蘇ります。

全ての記憶との再会と無償の愛

父の死の真相、ゼロの正体、自分がヴィレッタを撃ったこと、そしてルルーシュが自分を守るためにギアスを使ったこと。

全ての記憶を取り戻したシャーリーは、しかしルルーシュを憎むことはありませんでした。

むしろ、彼がたった一人で世界を敵に回し、孤独な戦いを続けていることを理解し、その全ての罪ごと彼を受け入れ、支えたいと強く願うのです。

「私、やっとわかったんだ。ルルがずっと一人で戦ってたってこと。だから、今度は私がルルの本当になってあげる」

このセリフは、彼女が単なる恋心だけでなく、全てを包み込む無償の愛に到達した瞬間を物語っています。

しかし、この気高く美しい決意こそが、彼女を死へと導く引き金となってしまうのです。

なぜシャーリーの記憶が戻るシーンは泣けるのか?

健気さと純粋さが招いた悲劇

シャーリーの物語が涙を誘う最大の理由は、彼女のどこまでも純粋で健気な想いが、全く報われることなく、最も残酷な形で裏切られる点にあります。

記憶を一度失っても、再び同じ相手を好きになるという運命的な恋。

そして、記憶を取り戻し、憎しみを乗り越えて「許し」と「無償の愛」にたどり着いた、その人間的な成長。

視聴者は彼女の幸せを心から願うからこそ、その直後に訪れる死が、あまりにも理不尽で受け入れがたいものとして胸に突き刺さるのです。

ロロ・ランペルージという理不尽な凶行

シャーリーの命を奪ったのは、ルルーシュの偽りの弟として配置されていたロロ・ランペルージでした。

ルルーシュへの歪んだ独占欲と、シャーリーがルルーシュの「本当の」理解者になることへの嫉妬から、ロロは彼女の存在を危険と判断し、自身のギアス能力で心臓を止め、殺害に至ります。

シャーリーの死は、ルルーシュの敵対勢力によるものではなく、身内であるはずのロロによって引き起こされたという事実が、この悲劇の理不尽さをさらに際立たせています。

最期の瞬間に伝えた永遠の愛

死の間際、薄れゆく意識の中でシャーリーは、駆けつけたルルーシュに自分の本当の気持ちを伝えます。

「よかった、最後に話せて…」

「私ね、ルルが好き。たとえ記憶を消されても、またきっとルルを好きになる。これって、運命なんだよね?」

そして、彼女はルルーシュへの一途な愛を象徴する、あの名言を残すのです。

だから、いいよね。生まれ変わっても、またルルを好きになっても…

自分の死を悟りながらも、最後までルルーシュを想い続けた彼女の姿と、愛する人を腕の中で失い、ただ絶叫することしかできないルルーシュの姿は、シリーズ屈指の号泣シーンとして多くのファンの心に刻まれています。

シャーリーの死が物語に与えた影響と裏側

ルルーシュの変貌

守れなかった日常と人間性の喪失

シャーリーの死は、ルルーシュの精神に計り知れないダメージを与えました。

彼女は、ルルーシュが守りたかった「当たり前の日常」そのものの象徴でした。

その彼女を、自分の戦いに巻き込み、結果的に死なせてしまったという事実は、彼の心を深くえぐり、取り返しのつかない罪悪感を植え付けました。

シャーリーの亡骸を抱きしめながら、「俺が…俺がシャーリーを殺したんだ…」と慟哭するルルーシュの姿は、彼の中に残っていた人間的な脆さが崩れ落ちた瞬間でもありました。

ゼロ・レクイエムへの引き金

この事件は、ルルーシュの行動をより過激で非情なものへと変貌させる決定的な引き金となります。

シャーリーの死の遠因となったギアス嚮団を、彼は感情のままに、女子供を含めて皆殺しにするという暴挙に出ます。

これは、彼が目的のためには手段を選ばない冷酷な魔王へと堕ちていく転換点であり、後の「ゼロ・レクイエム」という、世界の憎しみを全て自分一人に集めて消え去るという壮大な計画へと繋がっていくのです。

シャーリーという温かい光を失ったことで、ルルーシュは自ら修羅の道を進む覚悟を固めたと言えるでしょう。

声優・折笠富美子さんの想い

キャラクターに吹き込まれた魂

シャーリー・フェネットというキャラクターがこれほどまでに魅力的なのは、担当声優である折笠富美子さんの卓越した演技力に負うところが大きいでしょう。

日常パートでの明るく元気な声、ルルーシュへの恋心に揺れる繊細な声、そして記憶を失い、取り戻し、最期を迎えるまでの壮絶なシーンでの魂の叫び。

折笠さんは、シャーリーの持つ純粋さ、健気さ、そして悲しみの全てを見事に表現し、キャラクターに血の通った生命力を与えました。

インタビューなどでは、彼女自身もシャーリーというキャラクターに深い愛情を注いでおり、その想いが演技に乗り移ることで、視聴者の感情をより強く揺さぶったことは間違いありません。

担当声優である折笠富美子さんの画像

シャーリー役担当声優である折笠富美子さん

劇場版での生存ルート

再構成された物語と救済

テレビシリーズであまりにも悲劇的な最期を遂げたシャーリーですが、2017年から公開された劇場版三部作では、物語が再構成された結果、生存するルートが描かれました。

これは、テレビシリーズの物語をベースにしつつも、続編である『復活のルルーシュ』に繋げるための変更点の一つです。

具体的には、シャーリーがロロと接触する展開そのものがカットされたことで、彼女は死の運命を回避しました。

ファンに与えた安堵と議論

この変更は、多くのファンに衝撃と、そして安堵をもたらしました。

彼女の幸せを願い続けてきたファンにとって、生存ルートはまさに救いであり、劇場版を肯定的に評価する大きな要因となりました。

一方で、シャーリーの死がルルーシュの行動理念に与えた影響の大きさを知るファンからは、物語の重みが失われた、テレビシリーズの悲劇性こそが『コードギアス』の魅力だった、といった意見も聞かれ、ファンの間で活発な議論を呼びました。

どちらのルートが正解というわけではありませんが、シャーリーという一人のキャラクターが、二つの異なる運命を辿ったという事実は、彼女の存在の大きさを改めて示していると言えるでしょう。

この記事のまとめ

  • シャーリーはルルーシュに記憶を消されるも、再び彼を好きになる純粋なキャラクター。
  • 記憶が戻るシーンは、彼女の健気さと悲劇的な運命が際立つ感動的な場面。
  • シャーリーの死は、ルルーシュのその後の行動に大きな影響を与えた。
  • 劇場版では生存ルートが描かれ、ファンに安堵と議論を呼んだ。

おわりに

シャーリー・フェネットの物語は、『コードギアス』という壮大な物語の中で、一人の少女の純粋な恋心が戦争という非情な現実によって翻弄される悲劇を描いています。

彼女の記憶が戻る瞬間は、その悲劇性の頂点であり、だからこそ私たちの心を強く揺さぶるのでしょう。

彼女の健気な姿と感動的な最期は、これからも多くのファンの記憶に残り続けるに違いありません。

 

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