週刊少年ジャンプで連載され、コミックスのシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破した大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。
そのアニメシリーズも、いよいよ最終章へと突入。
長きにわたるヒーローとヴィランの戦いに終止符が打たれようとしています。
ファンであれば誰もが気になるこの疑問。
この記事では、これまでのアニメシリーズの傾向を振り返りつつ、『ヒロアカFINAL SEASON』が原作のどこまでをアニメ化するのかを徹底的に予想・解説します。
さらに、涙なしでは見られない最終章の重要な見どころも余すところなくご紹介。
この記事を読めば、来るべき最終決戦を120%楽しめること間違いなしです!
この記事を読むとわかること
- アニメ『ヒロアカFINAL SEASON』が原作漫画の何巻からスタートするのか
- FINAL SEASONが原作の何巻まで進むかについての徹底的な予想
- 最終章で絶対に見逃せない重要な見どころや展開の解説
- これまでのアニメシリーズと原作漫画の対応範囲のまとめ

『ヒロアカFINAL SEASON』の放送概要とこれまでの歩み
最終章のアニメ化範囲を予想する前に、まずは『ヒロアカFINAL SEASON』が具体的にアニメ第何期にあたるのか、そしてこれまでのシリーズが原作のどこまでを描いてきたのかを整理しておきましょう。
この振り返りが、今後の展開を予想する上で重要な鍵となります。
**FINAL SEASONはアニメ第7期からスタート!**
ファンの間で「FINAL SEASON」と呼ばれているのは、2024年5月から放送が開始されたアニメ第7期からの物語を指します。
第6期で描かれた「ヒーローvsヴィラン全面戦争編」は、社会に大きな爪痕を残し、ヒーローへの信頼が揺らぐという衝撃的な展開で幕を閉じました。
その続きから描かれる第7期以降が、まさに原作における最終章の始まりとなります。
デクが受け継いだ”ワン・フォー・オール”の秘密、そして宿敵・死柄木弔とオール・フォー・ワンとの最終決戦。
物語の全ての伏線が回収され、キャラクターたちの運命が交錯する、まさにクライマックスにふさわしいシーズンです。
**これまでのアニメシリーズと原作漫画の対応範囲**
ヒロアカのアニメシリーズは、これまで原作の物語を非常に丁寧に描いてきました。
1シーズンでどれくらいの巻数を消化してきたかを知ることは、FINAL SEASONの範囲を予想する上で大きなヒントになります。
アニメシリーズ 放送期間 アニメ化された原作の範囲
第2期 2017年4月~9月 第3巻途中~第8巻途中 (第22話~第70話)
第3期 2018年4月~9月 第8巻途中~第14巻途中 (第70話~第124話)
第4期 2019年10月~2020年4月 第14巻途中~第21巻途中 (第125話~第190話)
第5期 2021年3月~9月 第21巻途中~第27巻途中 (第191話~第258話)
第6期 2022年10月~2023年3月 第27巻途中~第34巻途中 (第259話~第328話)
このように見てみると、ヒロアカのアニメは基本的に2クール(約25話)で原作漫画約6巻~7巻分のペースで進んでいることがわかります。
特に、物語が大きく動いた第6期では、約7巻分というハイペースで進行しました。
このペースを基準に、いよいよ本題であるFINAL SEASONのアニメ化範囲を予想していきましょう。
『ヒロアカFINAL SEASON』は原作何巻からどこまで?アニメ化範囲を徹底予想!
これまでの情報を基に、FINAL SEASON(第7期以降)が原作のどこから始まり、どこまで描かれるのかを具体的に予想していきます。
**スタート地点は原作34巻(329話)から!**
まず、スタート地点は明確です。
アニメ第6期の最終話は、原作漫画の**第328話「番え」**の内容で締めくくられました。
これはコミックス33巻の最終話にあたります。
オールマイトが国民に向けてメッセージを発信し、傷ついたヒーローたちが再び立ち上がろうとする中、デクが雄英高校に戻ってくる感動的なシーンで幕を閉じました。
したがって、FINAL SEASON(第7期)は、その直後である原作329話「欧米ギリギリぶっちぎりの凄い奴」からスタートします。
これはコミックスでは34巻の冒頭に収録されているエピソードです。
**どこまでアニメ化される?3つのパターンで徹底予想!**
問題は「どこで区切るのか」です。
原作の最終決戦は非常に長大で、多くのキャラクターに見せ場があります。
そのため、アニメでどこまでを描くのかは、構成次第でいくつかのパターンが考えられます。
パターン1:キリの良い原作40巻までを描く
最も現実的なのがこのパターンです。
第7期がこれまで通り2クール(全25話前後)で放送されると仮定した場合、進行ペースから考えて原作40巻あたりまでを描くのが構成として非常にキリが良いと考えられます。
34巻~40巻の内容
- アメリカNo.1ヒーロー「スターアンドストライプ」の登場と死柄木との激闘
- 雄英高校を舞台とした最終決戦の準備と開戦
- ヒーローとヴィランの各戦場での戦い
- 轟焦凍 vs 荼毘(轟燈矢)の因縁の対決
- エンデヴァー vs オール・フォー・ワン
- 爆豪勝己の決死の覚悟
- 麗日お茶子とトガヒミコの問答
原作40巻の終盤では、最終決戦の中でも特に重要な局面が描かれ、視聴者の「続きが早く見たい!」という気持ちを最高潮に高めるクリフハンガー(引き)を作ることができます。
これまでのシリーズ構成を踏襲するならば、最も可能性の高い範囲と言えるでしょう。
パターン2:分割クールや連続放送で原作の最後まで一気に描き切る
もう一つの可能性として、FINAL SEASONという区切りを重視し、原作の完結までを一気に描き切るというパターンです。
原作の最終決戦は、場面が目まぐるしく入れ替わり、複数の戦いが同時進行で描かれます。
これを途中で区切ってしまうと、物語の熱量や緊張感が途切れてしまう可能性があります。
そのため、制作陣が「この戦いは最後まで一気に見せるべきだ」と判断する可能性も十分に考えられます。
この場合、通常の2クールでは収まらないため、以下のような特殊な放送形式が考えられます。
- 分割4クールでの放送: 間に短い休みを挟みながら、1年をかけて最後まで放送する。
- 連続3クール以上の放送: 異例の長編シリーズとして、休みなく放送を続ける。
この形式を取るのであれば、ファンは物語の結末までノンストップで楽しむことができますが、制作スタジオであるボンズには計り知れない負担がかかるため、ハードルは非常に高いと言えるでしょう。
しかし、「FINAL」と銘打つからには、そのくらいの覚悟で臨んでいる可能性もゼロではありません。
パターン3:第7期と第8期(FINAL SEASON後編)に分ける
パターン1と2の中間的な案です。
まず第7期を2クールで放送し、パターン1で予想した原作40巻あたりまでを描きます。
そして、1年後などに**「FINAL SEASON 後編」あるいは「第8期」**として、残りのエピソードを最後までアニメ化するという形式です。
これは、制作スケジュールに余裕を持たせつつ、クオリティを維持しながら物語を最後まで描き切るための、最も現実的で安全な選択肢かもしれません。
ファンとしては少し待つことになりますが、最高のクオリティでデクたちの最後の勇姿を見られるのであれば、喜んで待てるという方も多いのではないでしょうか。
最終章の絶対に見逃せない見どころを徹底解説!
ここからは、FINAL SEASONで描かれる最終章の、特に注目すべき見どころを詳しく解説していきます。
ネタバレを避けつつも、その魅力を最大限にお伝えしますので、アニメで見る際の参考にしてください。
見どころ①:デクの孤独な戦いとA組の絆「黒いヒーロー編」
第6期の終盤で、自らが”ワン・フォー・オール”の継承者であることを公表し、仲間たちを危険から遠ざけるために雄英高校を去ったデク。
FINAL SEASONの序盤は、たった一人でヴィランと戦い続け、心身ともに疲弊していくデクの痛々しい姿から始まります。
ボロボロになりながらも戦い続けるデクの姿は、まさに「黒いヒーロー」。
しかし、そんな彼を救い出すのは、やはり最高の仲間たちである1年A組のクラスメイトです。
デクを連れ戻そうとするA組の面々と、彼らを拒絶するデク。
特に、デクの幼馴染である爆豪勝己が、これまで見せなかった素直な気持ちをデクにぶつけるシーンは、シリーズ全体を通しても屈指の名場面です。
彼らがどのようにしてデクの心を溶かし、再び共に戦う道を選ぶのか。
その過程で描かれるA組の揺るぎない絆は、涙なしでは見られません。
見どころ②:日米ヒーロー共闘!最強の助っ人「スターアンドストライプ」
オール・フォー・ワンの脅威は日本国内に留まりません。
その危機を察知し、海を越えて駆けつけるのが、**アメリカNo.1ヒーロー「スターアンドストライプ」**です。
彼女は、オールマイトを「師(マスター)」と呼び、平和の象徴の教えを受け継ぐパワフルで魅力的なヒーロー。
その”個性”は「新秩序(ニューオーダー)」という規格外の能力で、対象に新しいルールを設定できるという、まさにチート級の強さを誇ります。
そんな彼女が、日本に到着するやいなや、覚醒した死柄木と激突します。
世界の命運を賭けたこの戦いは、最終決戦の前哨戦でありながら、そのスケールはまさに圧巻の一言。
アニメでこのド派手な異能バトルがどのように描かれるのか、期待が高まります。
見どころ③:ヒーローvsヴィラン最終決戦!因縁の対決が続々!
そして、物語はついにヒーローとヴィランの最終全面戦争へと突入します。
この最終決戦の最大の見どころは、これまで描かれてきた数々の因縁に決着がつくことです。
緑谷出久 vs 死柄木弔
“ワン・フォー・オール”と”オール・フォー・ワン”。
二つの対極的な力の継承者による、世代を超えた宿命の対決。
デクは死柄木を「救うべき一人の人間」として見ることができるのか。
轟焦凍 vs 荼毘(轟燈矢)
歪んだ家庭環境が生み出してしまった悲劇の兄弟対決。
兄を止めようとする焦凍と、父・エンデヴァーへの憎しみに燃える荼毘。
轟家の物語が、炎と氷がぶつかり合う壮絶な戦いの末に、どのような結末を迎えるのかは絶対に見逃せません。
麗日お茶子 vs トガヒミコ
「好きな人」のために戦う二人の少女。
しかし、その在り方は正反対。
デクを想うお茶子と、歪んだ愛情を持つトガ。
彼女たちの戦いは、単なる力のぶつかり合いではなく、「普通」とは何か、「好き」とは何かを問う、切ない魂の問答です。
爆豪勝己 & ベストジーニスト vs オール・フォー・ワン
デクのライバルとして成長を続けてきた爆豪が、最大の敵であるオール・フォー・ワンと対峙します。
彼の覚悟と、ヒーローとしての驚くべき成長が描かれるこの戦いは、多くのファンの胸を熱くするでしょう。
これらの対決以外にも、エンデヴァー、ホークス、飯田天哉、切島鋭児郎など、全てのキャラクターがそれぞれの正義と信念を胸に、死力を尽くして戦います。
一人ひとりのヒーロー、そしてヴィランの物語が、この最終決戦で集約されていく様は圧巻です。
見どころ④:明かされる全ての謎とキャラクターの過去
最終章では、これまで断片的にしか語られなかった物語の核心に迫る謎が次々と明かされていきます。
“ワン・フォー・オール”と”オール・フォー・ワン”の起源
初代継承者とオール・フォー・ワンの兄弟関係から始まった、長きにわたる因縁の全てが明らかになります。
ヴィランたちの過去
なぜ彼らはヴィランになったのか。
特に、荼毘(轟燈矢)がエンデヴァーを憎むに至った悲しい過去や、トガヒミコが社会から疎外されていった経緯、スピナーが異形型であるが故に受けた差別など、ヴィラン側のドラマも深く描かれます。
彼らの過去を知ることで、物語は単なる勧善懲悪ではない、より深みのあるものとして感じられるはずです。
これらの過去や謎が明かされることで、キャラクター一人ひとりへの理解が深まり、最終決戦の emotional な側面がより一層引き立ちます。
この記事のまとめ
- 『ヒロアカFINAL SEASON』はアニメ第7期から始まり、原作漫画の34巻(329話)からスタートする。
- アニメ化範囲は、第7期(2クール)でキリの良い原作40巻まで進む可能性が最も高い。その後、分割した後編や第8期で最後まで描かれると予想される。
- 最終章の見どころは、デクとA組の絆が試される「黒いヒーロー編」、規格外の助っ人「スターアンドストライプ」の参戦、そして数々の因縁に決着がつく「ヒーローvsヴィラン最終決戦」。
- これまで謎だった”ワン・フォー・オール”の起源や、荼毘やトガといったヴィランたちの悲しい過去も明かされ、物語に更なる深みを与える。
おわりに
今回は、『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』が原作の何巻まで描かれるのか、そして最終章の見どころについて徹底的に予想・解説しました。
原作漫画もいよいよクライマックスを迎え、デクたちの長い戦いの終わりが近づいています。
アニメーション制作会社ボンズが、これまでのシリーズで培ってきた最高の技術と情熱を注ぎ込み、この最終決戦をどのように描き出すのか、今から楽しみでなりません。
ヒーローもヴィランも、全てのキャラクターが己の全てを懸けて戦う最後の物語。
私たちファンも、その覚悟に応えるように、彼らの勇姿を最後まで見届けましょう!



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