“死に戻り” というパワーワードな背景設定で人気を博したリゼロ。主人公ナツキスバルが、あまりにものすごい回数死んで戻っている事実。
では、実際にどれだけ死んで、それにはどんな意味があったのか?
今回は、スバルの死に戻り回数とその意味をカジュアルに考察していきます!
この記事を読むとわかること
- スバルの死に戻り回数の紹介
- 各エピソードの意味と成長
- 「死に戻り」に込められた作者の思い
スバルの死に戻り回数~大まとめ~
全エピソードを通して、スバルは小計算で30回以上は死んで戻っています!
だけど、これは自分で殺したり、追加ループで殺されたりも含むので、しっかり数えるとすごい量です。
ロズワール話:記念すべき初次の死亡
アニメ1期・第3話。異世界に来たばかりのスバルは、ロズワール邸でレムに疑われ、斧で首を落とされるというショッキングな初死を経験。
異世界の厳しさを知り、”死に戻り”の力に初めて気づくターニングポイントです。
カルマ対決:心が抜けてはじめての自殺
アニメ1期・第15話。ベアトリスの「死んでから出直してきなさい」という助言を受け、自ら命を絶つ選択をするスバル。
精神的に追い詰められた末の選択であり、死に戻りが単なるリセットではない重みを見せた重要シーンです。
クレマの迷宮:本気で何度も挑戦
アニメ2期・聖域編。試練に挑戦しながら、ガーフィールやエルザたちの襲撃により何度も命を落とすスバル。
「弱さを認め、他者を頼る」という成長を遂げるための、痛みだらけの試練でした。
アルコルについて
新章2スバルはアルコルとアルの衣装が合体した見た目なので
リゼロスやってない人の考察材料になれば
※追想郷四節までネタバレがあります#rezero #リゼロ #リゼロス pic.twitter.com/ML7FgmtbEp— よぎり (@yogiri1917) March 29, 2021
クロスワ殺し:心抜く、魔女化しかける
アニメ2期後半。サテラの愛情に呑み込まれそうになり、精神的に壊れかけるスバル。
ここでも死を経て、自分自身を取り戻し、「愛してくれる存在に甘えすぎない」という決意を固めます。
死に戻りの意味~スバルの成長物語~
ただのゲームのように「失敗したらやり直し」とは違い、死の痛みを毎回味わうスバル。
これは、スバルがヒーローになる物語でもあるんです。
スバルがヒーローになる理由とは?
普通の物語なら、主人公は「強く生まれたから」や「特別な才能があるから」ヒーローになります。しかしスバルは違います。
何度も死の恐怖と痛みを経験することで、他人の痛みを理解する優しさと、絶対に諦めない心を手に入れました。
また、失敗を重ねながらも自分を見つめ直し、弱い自分を受け入れたうえで前に進む力を身につけたスバルは、最初から強かったヒーローよりも、共感できる等身大のヒーローとして成長していきます。
スバルの死に戻りは「犠牲と痛みを引き受けた上で他人を救う覚悟」を育てるための試練だったのです。

ただの自分本体にはならない
毎回、誰かを救えず、誰かを失い、自分を疲弊させながらも、スバルは「強い自分」に踏み出します。
「死に戻り」はメッセージ!
ある意味、「死に戻り」はリゼロ全体のメッセージでもあります。
「どんなに失敗してもやり直せる」「自分を超える」そんな強さを示しているんです。
この記事のまとめ
スバルの死に戻りは、ただのゲーム的システムではなく、他人のために成長し、自分を超える物語の記録でした。
何度も絶望しながらも立ち上がるその姿は、「本当の強さ」と「優しさとは何か」を教えてくれます。
おわりに
リゼロのスバルを見ていると、「そこまで頑張らなくてもいいよ」と言ってあげたくなる時もありますよね。
でも、何度も挑戦して、自分のラストセーブポイントを見つけるすがた。それこそが、リゼロの魅力なんでしょう!
これからもスバルの成長を楽しみに見守っていきたいですね!



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